洗顔後の肌のお手入れを一品で済ませられるジェル状の基礎化粧品が市場拡大を続けている。化粧水・乳液・美容液などを兼ね備えていることから、「オールインワンゲル」「多機能保湿ゲル」などと呼ばれる。手間をかけずに肌を保湿する"時短スキンケア"のアイテムとして忙しい女性に重宝されているようだが、物足りず乳液などを重ねづけする人も。肌の悩みや状態に合わせて選びたい。(豊田真由美)
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市場は年々拡大
昨年は、日焼け止めなどのスキンケアと自然なベースメークを一品で済ませられる「BBクリーム」の新商品が続々発売された。ドラッグストアなどで比較的安価で手に入り、寝坊した朝も手軽に"時短メーク"をかなえてくれるとして人気を集めた。相次ぐ新商品の投入で、価格帯や重点を置く機能の選択肢が広がった。
一方、スキンケアでも、幾つものステップを省略できるジェル状の基礎化粧品が着実に市場を広げている。市場調査会社の富士経済(東京都中央区)によると、平成18年に120億円だった「マルチパーパス(多目的)ゲル」の市場は19年に140億円、20年には188億円と年々拡大し、21年は220億円に到達。22年には256億円を見込んでいる。
スキンケア市場は13年から微増を続けていたが、18年以降は縮小傾向。同社はその要因の一つとして「マルチパーパスゲルの定着などによるステップ数の減少」を挙げる。
保湿力がカギ
この「マルチパーパスゲル」の先駆けで、通信販売を中心に人気を集めているのが、ドクターシーラボ(渋谷区)のアクアコラーゲンゲルシリーズだ。10年12月に発売した「アクアコラーゲンゲル」(現在の「薬用アクアコラーゲンゲルスーパーモイスチャー」)が始まりで、現在は肌の悩み別に主に4種類を展開。いずれも、(1)化粧水(2)乳液(3)美容液(4)美白液(5)化粧下地-の5つのステップを一品で終えられる。販売個数は昨年12月時点で、累計2200万個に達した。
同商品は、皮膚科医がレーザー治療を受けた患者のために開発したスキンケア商品がきっかけで誕生した。同社は「ジェル状にすることで、肌に不必要な防腐剤などの成分を最小限にすることができた。保湿性も高く、肌になじみやすい」と説明する。
カネボウ化粧品(中央区)の「フレッシェル モイストリフト アクアモイスチャージェルN」(希望小売価格1890円)は、昨年10~12月期の売り上げが前年同期比4割増と好調。40代の女性を中心に「これ一つで肌がしっとりする」などと好評という。
昨年8月には、ロート製薬(大阪市生野区)の人気スキンケアブランド「肌研(ハダラボ)」からも「極潤(ごくじゅん)パーフェクトゲル」(希望小売価格1890円)が登場。「『乳液などを重ねづけすることなく、一品で済ませたい』というニーズを満たすため、潤いにこだわった濃密なジェルを作った」と自信をのぞかせる。
乾燥が気になる冬。肌質や悩みに合わせて商品を選び、寒風に負けないみずみずしい肌を保ちたい。
オフィスの中で乾燥していくお肌がかわいそう!!
せめてもと思って、
頑張って美顔器を購入しちゃいました。
オールインワン製品も、
もちろん重宝してまーす!